南インドのオーロヴィルの魂的存在がマトリマンディール。
私はオーロヴィルに到着直後に慌ててオンラインでマトリマンディールの内部ツアーを予約した。
予約が完了すると、Booking No.がメールで通知され、私はA76。
当日は8:15にビジターズセンターに集合となり、予約番号Bチームはフィルムルームに移動(多分初回の人たちで、動画を見たんだと思う)。
Aチームはそのままシャトルバスに乗り込み、マトリマンディールの公園の入り口へ到着(多分2回目以降の参加者のはず)。
少し待ってから、スマホの電源をオフにして、全ての荷物をクロークに預ける。
完全に手ぶらになった状態で、沈黙を保ちながら公園を通ってマトリマンディールへと歩いていく。
外で靴を脱ぎ、沈黙を保ちながら内部に入り、途中で用意されている白ソックスを履く。
促されるままに螺旋状の真っ白な通路を上がっていくと、メインの真っ白の部屋にたどり着く。
部屋の中央に大きな水晶が置いてあり、その真上から降り注ぐ太陽の光が完璧に水晶の真ん中を通り抜けていく。
限りなく無音で小さな音も響くため、最初に「咳やくしゃみをする場合は部屋の外に出るように」と注意を受ける。
![エントリーカードの注意書き](https://nomad-works.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_3684-250x250.jpg)
この真っ白で無音、センターに太陽の光が突き抜けている水晶がある状態で、20分位だろうか、瞑想できる。
無音すぎてそれに耐え切れない人が無意識に咳をしていたようにも感じた。
それぐらい無音で真っ白の空間。
私は、自分の中でベルのような穏やかな金属音が鳴り響き、おかげさまで最近大騒ぎの心の動きがピタッと止まった。
この金属音、子供の頃や金縛りっぽい状態の時など似たようなのを何回か聞いたことがあるが、その時より穏やかで清らかだった。
そんなこんなで、あっという間に時間が経っていた。
スマホはもちろん時計も何も持ち込んでないので、はっきりとした時間はわからないが、終わりの合図として、柔らかいライトがon/offされる。
清らかな気持ちでゆっくりと建物の外に出て、少しお庭を散歩する。
巨大で偉大な木々が鎮座しているので、自然と引き寄せられ、しばし木のパワーに触れさせていただく。
![](https://nomad-works.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_3691-250x250.jpg)
帰りは各自エントランスへ戻り、預けていた荷物を受け取って、解散。
やっぱりマトリマンディールは凄い!
「オーロヴィル、もういいかなあ」と思っていたが、マトリマンディールとサウンドジャーニーのために、渡印時オーロヴィル3泊必須だ。