2023 チェンマイのドイステープで瞑想②

タイ北部チェンマイのドイステープにある瞑想センターで5日間ヴィパッサナー瞑想を行なってきた。

ドイステープの瞑想センターについて、トイレとシャワー付きの個室に宿泊できるとの噂を聞いていたが、実際は個室だがトイレとシャワーは共同だった。

お部屋の設備はベッドと座布団2枚のみで、網戸付きの窓が大きくて風通しは最高。

初日、私は諸々についてを快適なゴエンカ師のセンターと比較してばかりだった。

全ては施しであり、全て有難いことであるのに、少し傷んだトイレとかその他の設備に対し、心がひいてしまった。

一日の流れは、朝5時に起きて5時半から講話を聞き、7時に朝食、その後は各自で瞑想実践。

11時ランチ後に、先生との個人面談があり、その後また瞑想実践。

18時にチャンティングがあり、その後また瞑想実践し、21時に終了。

食事は朝と昼のみで、12時以降は食事をしないが、果物を買ってきて食べるのは良いらしい。

瞑想センター内にトイレットペーパーやポテチなどは売っているが、それ以外の物を外に買いに行っている人もいた。

瞑想方法については、個人面談時に直接説明を受け、日々少しずつやり方が変わっていくのが楽しかった。

持参して良かったものは、ティーバッグと個室で履く用の使い捨てのスリッパ。

滞在中は上下白の服装が必要だが、それらはお寺の近くの土産物屋で買えるし、センター内の宿泊棟にドネーションとして結構あった。

また、時間を計るための時計が必要とされているが、スマホが最適だった。

滞在中はネット使用禁止だが、スマホなどは各自が所持したままとなる。

私はできるだけネット不使用を守りたかったので、スマホをフライトモードにして瞑想中にタイマーとして使った。

こちらでは歩行瞑想もあるし、沈黙厳守でもチャンティングや個人面談があるので、ゴエンカ師のコースに比べるとかなり楽な印象。

そして、結果的に私にとって良かったのは、ちょうどカビが生えやすい季節でそこら中がカビ臭に包まれていたことと、食事や設備全般がイメージと違ったこと。

それらに対して起こるエゴにまみれた負の感情と冷静に向き合う日々となった。

全ての道は学びに繋がるっていると改めて実感し、感謝の心と共にコースを締めくくることができた。

投稿者: Amrita

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