北インドのダラムサラでは、チベタンシンギングボウルが有名。
ヨガスタジオやヒーリングスクールなどで、シンギングボウルのトレーニングなどを行っている。
しかし、私が滞在している2月はシーズンオフのため、ほとんどのヨガもヒーリングもお休み中。
泊まっているThe Unmadのオーナーも「いつものヒーリングを受けたかったけど、今先生は南にいるからダメだった」と。
私もマックロード・ガンジーにスクールを持つ先生に連絡したが、「今ゴアにいて、3月に帰る」と言われた。
どうやら、寒い季節は南インドで仕事をし、観光客が増える2月後半以降にダラムサラに戻る仕事人が多い様子。
そんな中、Googleマップにて、シーズンオフでもサウンドヒーリングを行っているTIBET POWER HEALINGを発見!
場所はダライラマテンプルの近くで、賑やかな通りから一本奥にはいった路地裏にある。
先生の名は、Dr Tenzin Dholaで、チベットに生まれ、インドに来てからチベット医学を学んだそう。
先生が通った学校はMen-Tsee-Khangで、治療院などがインド各地や海外にあり、マックロードガンジーにもある。
ちなみに友人からMen-Tsee-Khangのマッサージを勧められて訪れたが、チベットの新年のお祝いでお休みだった。
Dr Tenzin Dhola曰く「ほとんどのチベット人は新年のお祝い中は仕事をしないが、私は休まないのだ」。
ラッキーな私は、WhatsAppで連絡し、うまいこと翌日のサウンドヒーリング1時間の予約が取れたのだ。
私が受けたサウンドヒーリングは1時間2500ルピー(約4250円)で、全身の調整をしてもらう。
値段が高い気がしたが、先生は1時間シンギングボウルを奏でつつ動き回るので、妥当だと思った。
清潔なマットレスとシーツ、肌触りの良い綿のブランケット、差し込む太陽の光、スマホスイッチオフ。
心身のリラックスに向けた的確な準備をして、うつ伏せで約30分、仰向けで約30分の施術を受けた。
確かな技術力と穏やかな人間性が伝わってきて、とても心地が良かった。
シンギングボウルは3-4個、ゴング1個を用い、シンギングボウルの奏法はヒッティングのみだった。
先生は施術の途中で私のアジュナチャクラとサハスラーラチャクラに軽く触れ、何かをチェックしていた。
施術後にそのことを伺うと、「エネルギーの流れをみていた。良い感じだけど心が忙しそうだった」と言われた。
「リラックスして施術の効果を実感する」と「施術の技術を学ぶ」の両方行っているから、私の心は忙しいのだ。
先生はレイキも行うため、エネルギーの流れが分かり、アチューンメントもするそうだ。
先生は施術の他に、各種トレーニングも行っていて、グループでも個別でも受講可能とのこと。
壁には手書きメニューが貼られて、所要時間など説明受けたが、ぼーっとしていてほとんど忘れてしまった…
確か、シンギングボウルレベル1・2は各2日間だが、1日数時間のみなので、所要時間は各4-6時間程度だったはず。
気になったのは、「チベットのヨガのようなもの」で、これは1日1時間を5日間行う。
なぜ1日1時間なのかというと「とてもよく効いてパワーアップするのでこれで充分だから」とのこと。
シーズンオフも関係なく対応可能だそうで、トレーニングや施術を希望する際はWhatsAppや電話で問い合わせすれば、相談に応じてくれるそう。
次回ダラムサラに来る際、絶対にまた施術を受けたいし、必要ならトレーニングも受けようと思う。
信頼できる先生に巡り会えて良かった。