北インドのダラムサラの観光といえば、マックロード・ガンジに多くあるが、近郊の村も人気がある。
賑わうマックロード・ガンジーを離れ、ナディ村にやってきた。
宿泊先のオーナー曰く、トレッキングがお勧めらしいが、寒いしあまり気が進まない。
そんな私にとっても、ナディ村にはお散歩気分で楽しめる場所がいくつかある。
私のナディでの宿泊先から徒歩10分位で行ける、ダル・レイク(ダル湖)に行ってきた。
ナディからダルレイクへの行き方は簡単で、ナディロードをマックロード・ガンジ方向に歩いていけば着く。
または、途中にショートカットできる階段があり、Googleマップにもしっかりと載っている。
ダル湖についての知識がない状態で行ったからか、私はちょっと拍子抜けしてしまった。
干からびかかった湖で、少しカビの匂いもして、馬や牛や犬がウロウロしている。
観光客らしきインド人はみんな嬉しそうに写真を撮っているので、やはり人気の観光スポットのようだ。
湖の隣のグラウンドでは毎日のようにクリケットの試合をしていて、ちゃんと実況アナウンスしている。
私はダラムサラに来てから、ランチにモモ(チベットの餃子)を食べ続けている。
ナディ村には本格的なチベット料理専門店が見当たらないが、ダル湖畔にみつけた!
Tin Tin Tibetan kitchenは室内が真っ暗だが、ちゃんとランチ営業をやっている。
私はランチでここに通い、野菜モモ、じゃがいもモモ、チーズモモを食べたが、やっぱり野菜が一番美味しい!
そして、モモの他に、毎回Veg.Thenthukという平べったいすいとん入り野菜スープを食べた。
2月上旬のダラムサラはとても寒くて、どうしても暖かいスープが飲みたくなるのだ。
野菜のみのスープだが、ニンニクとトマトのうまみがイタリアンぽいし、パクチーと辛みでしっかりとアジアだし、本当に美味しい!
アシュラムご飯を1ヶ月食べ続けた私は、このお店のニンニクたっぷりのしっかりした味付けに魅了された。
景色も素晴らしいが、ご飯の美味しさもダラムサラの魅力の一つだとダル湖への散歩を通じて実感した。