マドライアシュラムのsivaホール

2023 マドライでサダナインテンシブ④総括

南インドのSIVANANDA YOGA VEDANTA MEENAKSHI ASHRAMで14日間のSadhana Intensiveを受けた。

このプログラム、やっぱりいいなあと思い、しばらくは毎年受けようと思っている。

今回の学びをと次回に向けてすべきことを忘れないように記録する。

今回はコース開始日の前々日深夜にチェンナイから入国し、コース開始前日の夕方にアシュラムに着いた。

コース1日目はヨガバケーションとして過ごし、2日目の朝にプージャ、その後ミーティングにて自己紹介やコース説明を受けすぐに午前中の練習を開始した。

インドの気候やアシュラム生活に慣れるため、あと数日早くインド入国し、できればアシュラムでヨガバケとして2日間位過ごせたら良かったと思う。

マドライのシヴァナンダアシュラム

荷物は最小限にするよう心がけ、概ね成功だったが、バスタオル持参せずだけが失敗。

コース修了後の金曜に外出して薄手のバスタオルを購入したが、それまでのコース中はTシャツで髪や体を拭いていた…

コース参加はこれが2回目で、今回はあまり「うわー」っと舞い上がることはなかった。

前回一緒だった友人たちも同様だったようで、「前回の体験への執着」をお互いに反省した。

先生は「サダナを行う時は目的を明確にすることが大切。各プラーナヤーマやバンダも何のために行うのかをはっきりと自覚すべき。実は人生もそう。目的を明確にすることで効果は高まり、道は開ける」と。

コース中の特別な体験はアクセサリーのようなものであって、それが目的ではない。

私の目的とは「心と体から自由になること」であるのに、「うわーすごいー!」についつい目を向けてしまった。

このことを確認できたことが、今回のコース参加での大切な学びの一つとなった。

マドライアシュラムの朝日

実はもう一つ、今回は大きな学びがあった。

アシュラム到着当日、ドミトリーのシャワールームで滑って転倒してしまった。

後頭部と背中と仙骨を強打、右肘は深めの切り傷で出血、だれもいなくて5分位動けずにそのまま。

直後は肘の出血がやたら気になったが、数時間後から体の背面がこわばり始め、動きに支障をきたす。

翌日から妙な頭痛発症し、脳内出血が心配になったが、もう少し様子を見ることにした。

ドミトリーのベッド

肘の出血は、同じドミトリーの20代前半の若者が消毒して包帯を巻き、その後数日間的確にケアしてくれた。

頭痛が続くのに病院を拒む私に対し、30代の若者がスマホのライトでおもむろに瞳孔反射をチェックしてくれた。

常にあらゆるところでみんなが的確に私を助けてくれたことに、正直驚いた。

マドライのアシュラム

コース開始前日に転倒し、体がちゃんと動かなくなることは、私のカルマだと思った。

カルマは受け入れるしかなく、状況を先生に相談し、できる範囲内で練習を行うことにした。

アシュラムの朝日

普段当たり前にできることができないし、当然アーサナもプラーナヤーマもほぼ練習できない。

修行のためにインドに来たのに…と思うと落ち込むが、私の目的は「心と体からの解放」。

目的を明確にすると、この状況こそが私のすべき修行であり、そこからの学びを私は真に必要としていると理解できた。

マドライアシュラムのヴィシュヌホール

このコースの参加者は、本当に素敵な人たちばかりだった。

「今世において会うべき運命の人」と確信した人もいたし、出会うタイミングも完璧で、完全にミラクル!

スワミ・ヴィシュヌデヴァナンダ

最後に、次回に向けて行おうと決めたことは、

・毎日アサナ60分、プラーナヤーマ60分(カパラバティと片鼻呼吸、ともにバンダ無し)、瞑想(朝と晩)各60分を練習(心身浄化のため)

・NHKラジオ英語講座や英語アプリなどで毎日英語力を強化(先生の話を完全に理解できるようになるため)

・「ハタヨガプラディーピカ」や「ヴィヴェーカチュダマニ」の英語版をを毎日少しずつ読み、分からない単語はちゃんと調べる(英語の読解力と単語量アップのため)

投稿者: Amrita

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