南インドのマドライにあるシヴァナンダヨガアシュラムにて、2週間のサダナインテンシブコースを受けてきた。
このコースを受けるのは今回が2回目で、3年前の前回に一緒だった人が何人かいて嬉しかった。
受講条件は、シヴァナンダヨガの指導者養成講座(TTC)修了者で、ある程度の練習経験がある人。
その理由は、個人練習のためと、3時間位ずっと座位で練習するので、股関節の柔軟性が必要なため。
参加者には、スタッフやアドバンス指導者養成講座(ATTC)修了者、ヨガスタジオ経営者が多かった。
TTC修了したばかりの人や、一年プログラム中の人もいたが、人によっては座位に苦戦していた。
サダナインテンシブは、1日に2-3回、決められたメニューを各自練習する。
テキストには1日3回練習とあったが、今回はずっと2回練習のみだった。
前回は途中から3回練習となるも、気温が暑いためその後2回練習に変更となった。
10月に北インドのウッタラカシのアシュラムで行う時は、テキスト通り1日3回の練習をするので、最後の練習は20時を過ぎるらしい。
1月に南インドで行われる今回のコースでは1日2回の練習のみのため、かなり時間のゆとりがある。
日々スタジオ運営に忙しい参加者たちは「自分の練習にゆとりをもって臨めるのがうれしい」と言っていた。
コースの特徴は、塩・砂糖・スパイス・お茶などを摂取せず、ケチャリというおかゆのようなのを1日に食べる。
練習前に空腹な人向けに、朝にアーモンドミルク、午後には9日目位からキール(甘いおかゆ)が提供された。
練習の内容は、ハタヨガの教本「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」に則った練習。
練習メニューはその都度ミーティングにて伝えられる。
最初に40分間自由にアサナ練習をして、その後プラーナヤーマとバンダの練習をする。
後半になるにつれ、さらに練習内容は増え、最終的には本気でやれは4時間位かかるボリューム。
とはいえ個人練習のため個人差があり、私が練習を終える時はほとんどの人は既にいなくなっていた。
先生は「ご飯の時間とか一切気にせず、集中して練習しなさい」と仰い、食堂もそのように対応してくれて有り難かった。
今回の1日のスケジュールは以下の通りだった(テキスト記載分とは異なる)
・6:00からサットサンガ(ホールでの瞑想・チャンチング・講和など)
・7:30頃からサットサンガ後そのままミーティング(昨日の練習の報告と今日の練習内容について)
・8:00頃から各自1回目の練習開始(練習前にアーモンドミルク有り)
・10:00以降から、練習終わり次第ブランチ
・11:30頃からカルマヨガ(奉仕活動として掃除など)
・13:30からミーティングとレクチャー1時間(「ハタヨーガ・プラディーピカー」について学ぶ)
・15:00ごろから各自2回目の練習開始(練習前に9日目位からキール有り)
・18:00以降から、練習終わり次第ディナー
・20:00からサットサンガ
・22:00に消灯
このコースを始めるとだんだんと感覚が鋭くなってくる。
確実に心身で何かが変化していくのがわかるのがとっても面白いし、修行に集中できるのって楽しい!