サダナインテンシブコースを受けるため、マドライにあるシヴァナンダアシュラムへ向かう。
マドライは南インドのタミル·ナードゥ州の都市。
州都はチェンナイで、チェンナイ空港からインド入国した。
チェンナイからマドライへの移動は、私は飛行機を利用したが、実は結構近いらしい。
後に「なぜ電車にしないのか。近くて安いのに」と複数人に言われた。
チェンナイとマドライは電車で数時間の距離らしい。
ただし、電車は予約が必要で、以前は鉄道会社のHPや旅行関連のアプリからオンラインで購入できた。
が、現在は、国際クレジットカードでの支払いができなくなっているらしい。
だとすると、頑張って駅で並んで買うか、旅行会社に手数料払って買ってもらうか、友達に頼むか…
もしかしたら予約なしでも、前回のグードゥーからチェンナイへの移動のように、そのまま駅で切符購入し、空いてる席に座れるのかも知らない。
マドライ空港またはマドライ駅からアシュラムまでは車かバスしかない。
空港のタクシーだとだいたい1400ルピー前後の様子。
バスは街中のバス乗り場からアシュラムの手前のバス停まで、1時間に一本位の頻度であるらしい。
インドの友人曰く「空港からタクシーを頼み、ドライバーに少し多めにお金を渡し、途中の街中でアイロンや電気ポットなど必要なものを買った。とってもスムーズだった」とのこと。
最近強く思うのだが、アシュラムへのインド人女性の持参物の数が凄まじい。
アイロンや枕、ぬいぐるみ、食料の入った大きなタッパー、おしゃれライト、50色位のカラーペンなど。
特にマドライのアシュラムのドミトリーはお湯が出ないため、電気ポットや大きなヒーターを持参してお湯を沸かす人が多かった。
ネイヤーダムとグードゥーのアシュラムのドミトリーには、お湯が出る蛇口が一つあるのに…
ちなみにマドライのアシュラムも個室には給湯器があり、お湯シャワーが出る。
友人のシングルルーム(ドミトリーの金額の2倍)を見学したら、お部屋も広くて快適そうだった。
私は賑やかで楽しいし、いろんな情報をキャッチできるからドミトリーが好き。
でも修行に集中するサダナインテンシブの時は、個室の方が良さそう。
サダナインテンシブ中は感覚が鋭くなるため、騒音や灯りなどの刺激に心が振り回されることがある。
ドミトリーの全員が同コース受講者なら問題ないが、実際は他の人たちもいるのでしんどい時がある。
相手は何も悪くなく、突如感覚が鋭くなってしまった私たちの心身のバランスが取れていないのが問題なのだが。
私は携帯のSIMカードを買うために街中まで優しい方に車で運んでもらったため、街中からアシュラムへ移動することになった。
使えるようになったばかりのスマホにて、UberやOLAで配車を試みるも、アシュラム近辺は対応不可地域と表示された。
しょうがないので、オートリクシャーを捕まえて値段交渉するも「アシュラムは遠いから、往復での乗車でないと困る。往復分払ってくれ」と仰せ
ドライバー数人と交渉の末「600ルピーでOK」のドライバーを見つけ、45分位でアシュラムに着き、要求されるまま650ルピーを支払った。
アシュラムからマドライ空港へ行く時は、スタッフにドライバーを紹介してもらい、WhatsAppで電話後にチャットで念押しし、時間通りに迎えに来てくれた。
「いつもの道が混んでいるから他の道で行く。いつもの道なら1200ルピーだが、今日の道は1300ルピー」と事前に言われ、受け入れた。
ちなみにアシュラムから街中にお勧めのドーサを食べに行った時、オートリクシャーを往復1000ルピーでお願いできた。
途中の食事や買い物の間は待機してもらい、電話して迎えに来てもらうスタイルだったので、結構お得だった。
バスの時間や場所の確認、タクシーのドライバーとの連絡など、移動する時はスマホが必要。
改めて、インドに着いたらすぐSIMカードが必要だと実感した。