2022/3 今宿、3月最後の日曜日

4月から太宰府市に引越するため、今日が今宿での最後の日曜日。

福岡市西区今宿は、近くに海、遠くに山が見える素晴らしい場所。

7年半前に勢いで東京から移住し、たまたま出会ったのが今の激安アパート。

当時、無職の私にとって完璧な安さと環境、窓の多さと狭さ。

荻窪時代の家賃の約1/3で、コロナ禍での減収状態も無問題。

狭いから空間全体に気を張ることができ、暗闇でもGの気配を察知可能に。

トータル100匹近いGを殺生してきた。

この7年半の間、死を感じることが多かった。

特に忘れられないのが、お隣からの死臭。

それから、ヨガのクラス中に目の前の道路で起きた、車の衝突事故。

ちょうどシャバーサナ（屍のポーズ）の最中で、振動と爆音がものすごかった。

朝、海沿いの道路の路肩にうずくまっている獣の死体が二匹。

獣は猫か猪か分からないが、二匹の間には大きな魚の頭が落ちていた。

猪と衝突して止まるJR筑肥線。

日常で死に接する度に、命には限りがあり、今私は生きていると実感した。

そして、どんな時でも長垂公園で水平線を見ると心がすっきりした。

いつだってルミエールは安いし、ヒッポーやゾンネンブルーメのパンは美味しいし、

牧のうどんはどんどん膨らむし、トライアルもできて便利に。

今宿は本当に最高だ。

ありがとう、今宿！