筑肥線

2020/9 愛と憎しみの先へ、JR筑肥線

筑肥線は福岡市西区の姪浜から佐賀の唐津までを結ぶ。

私は筑肥線に魅せられて、6年前に福岡に移住した。

筑肥線の車窓からの風景は素晴らしい。

姪浜駅を出て、海をちょい見してから、松林の緑が続き、

今宿の海

そして一気に海が広がる!

そのあとは住宅地を通り、田園を通り、また海!

沿線には駅から徒歩圏内の日帰り温泉施設が2つある!

筑前深江駅

さらに地下鉄直通で博多駅や福岡空港まで30分位!

しかし、筑肥線はびっくりするほど弱い!

ちょっと風が吹いただけ、雨が強めに降っただけですぐ止まる。

遅延は当たり前、一部運休や全運休もしょっちゅう。

先日の大雨では、姪浜駅で5時間位動かず、

帰宅したのは深夜2時過ぎだった。

もはや姪浜駅近辺では雨や風は止んでいるのに、

佐賀の方がまだ大雨だから、ということで一向に動かず。

私は心底イライラした。

しかし、周りの人はみんな平然として見える。

諦めか、最初から期待してないのか。

そして私は気づいた。

愛があるからこそ期待し、

裏切られたら憎しみの感情が溢れ出す。

ヨガの道徳律ニヤマには、

イシュワラプラニダーナという教えがある。

大いなるものに身を委ね、

エゴを捨てて万物を受け入れ、感謝する。

どんなに便利な世の中になろうとも、

風が吹けば筑肥線は止まる。

筑肥線は私のコントロールできる範疇外にあり、

自然そのもの。

いや、そもそも私がコントロールできるものなど何もない。

今宿の海

先日は、憎しみが溢れて本気で引越しを考えていた。

「エゴがある愛→憎しみ、エゴをなくす→万物を受容→全てに感謝」

これを筑肥線は説いているのか。

もう少し、この師匠の元で修行させていただこうと思った。

投稿者: Amrita

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