2020 ウッタラカシでのんびりと過ごす

北インドのヒマラヤの麓の町・ウッタラカシに1週間滞在している。

ウッタラカシのベストシーズンは

4月、9月辺りでお祭りがあったりして賑わうらしいが、

私は3月初旬という中途半端なオフシーズンに来てしまい、

レストランやホテルは休みが多い。

とはいえいくつかの宿はやっているし、

Booking.comで見つけた私の宿(Hill Dew Homestay)では

ご飯を頼むことができる(割引済で朝100ルピー、昼夜各200ルピー)。

宿のベーシックなご飯

ここのご飯はダールとサブジとロティが基本で、

家族の食べるご飯を分けてもらう感じ。

正直言ってここのご飯はシンプルで割高、塩味強め…

でも、オーナーの母や結婚式で来ていた叔母や新妻が作ってくれるので、

安心して食べることができた。

宿のある日のブランチ

自転車を無料で貸してくれるとオーナーは言ったが、

数日後にやっと用意された自転車は完全にパンクして使用不可。

勝手に部屋に入ってくる、オーナーのジェントルマンを装った俺様気質がムカつくなど、

1週間いると色々なことが見えてくる。

それでも私の部屋が最上階・3階で、

窓からの見晴らしが最高で、

ベッドで寝ながら朝日を見ることができたので、

他に移らずに滞在し続けた。

最上階の部屋からの眺め
最上階の壁が全て木になってる部屋

本当はウッタラカシのシヴァナンダ アシュラム(Sivananda Kutir)に滞在したかったが、

アシュラムに行ったら絶賛改築工事中だったので諦めた。

この前のサダナインテンシブの際、

先生が「ウッタラカシのベッド数が30から80位に増えた」

と言っていたのはこのことか、と思った。

sivananda kutir

もう1つ、スワミプレマナンダジのアシュラムを複数の人に勧められて気になったが、

サイトを見たら事前連絡が必要と書かれていたので、

連絡はせずに今回は断念した。

アシュラムの看板

リシケシにあるヨガニケタンのアシュラムがウッタラカシにもできていた。

でも人がいる気配がなく、

シーズンオフの間は全てセルフでの滞在の様子だったので、辞めた。

私の滞在先はガンゴリ(Gangoli)という町で、

売店が数点ある程度で割と静か。

ガンゴリの街並み

ここからバススタンドがあって賑やかなウッタラカシまで徒歩50分、

シヴァナンダ クティールがあるネタラまで徒歩60分。

道中でチャイを飲んだりするので、

歩くのも楽しい。

ルーフからお眺め

宿のすぐ近くにはガンジス川が流れ、

ルーフでは川の音を聞きながらヨガやプラナヤーマを練習できた。

ガンジス川

3/9,10はホーリーで、

「3/9はDryだが、3/10は問答無用でカラーと水をぶっかけられる。

だから3/10はお店もタクシーも全部お休み」と聞いた。

私はホーリーが二日間あるとは知らなかった。

ホーリーの粉、絶賛販売中

3/9にウッタラカシの街に歩いていくと、

商店街にはカラフルな顔の人が結構いた。

でも、私に粉がかけられることはなく、

安全に普通にフルーツを買って帰った。

3/10は外に出ずにルーフでのんびりしていたら、

周りの家ではキャーキャーと粉や水をぶちまけまくっている。

3/10のホーリー

宿の家族や親戚達もルーフにやってきて、

少しだけ私の顔にも粉をつけ、

みんなで記念撮影。

その後みんなで近所を練り歩いていた。

私はお母さんと家に残り、

ホーリー用のお菓子やスナックなど揚げ物だらけの朝食をいただいていたら、

近所のマダム集団が襲来。

マダムたちはお互いに顔に粉を塗りたくり、

その後はスナックをつまみながらおしゃべり。

揚げ物だらけのホーリーの日の朝食

3/10のホーリーは午前中にピークを迎え、

15時過ぎにはみんな普通の顔に戻り、

踊ったり歌ったり、

人によってはお酒を飲んでいた。

私は退避して参加せず、

のんびりと過ごした。

子供だけでなく大人も、

特にマダム達もホーリーを楽しんでいる姿がとても意外で良かった。

マダム達のホーリー

気がつけはびっくりするぐらいあっという間に1週間経ってしまった。

計画的に過ごせば、ガンゴトリや温泉へ日帰り旅行もできたが、

結局何もせず。

この旅で最もダラダラ過ごした1週間となった。

ガンゴリの街

次回は前もってアシュラムに連絡し、

ベストシーズンにアシュラムに滞在してちゃんとサダナをしようと反省しつつ、

今回はゆったりとできて楽しかった。

投稿者: Amrita

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