2020 リシケシからウッタラカシへ移動

北インドのヨガの聖地・リシケシでは、

インターナショナルヨガフェスティバルが3/7まで絶賛開催中。

街はとても賑わっている。

私はのんびりと時間を過ごしたかったので、

リシケシを離れ、さらに北のウッタラカシに行くことにした。

ウッタラカシはヒマラヤの麓に近く、

ガンゴトリ–などヒマラヤの町々を色々とめぐる時にまず通る町。

リシケシからウッタラカシに行く手段は、

バスか乗合ジープかチャータージープなどで、

列車や飛行機は不可。

私はリシケシのバススタンドから、

6時発のローカルバスに乗った（290ルピー）。

朝早かったので、

リシケシのラクシュマンジューラ近くのゲストハウスから

バイクでバススタンドまで送ってもらった（20分300ルピー）。

ローカルバスは朝4時から1時間に一本で、

8時の後に11時発が出て終了と聞いた（全て未確認情報）。

なるべく早い時間のバスに乗った方が渋滞が少なく、

早く到着するらしい。

ちなみに乗合ジープの金額は、

バス代に少しプラスする程度で意外と安い。

乗合ジープの方がバスより早く着きそうだが、

きっとぎゅうぎゅうに詰め込まれるはず。

あの感じが苦手な私は、断然バスだ。

所要時間は6時間と聞いたが、道は超悪路。

さらに工事ばかりしているので時間を要し、

予想通り、結果8時間かかった。

砂埃が強烈。

バスは途中で満席となっていた。

私は車酔いが心配だったが、

予想以上にガタガタ揺れるので、

逆に全然大丈夫で寝てしまった。

途中にトイレ休憩が2回有り、

チャイとフライしたサンドイッチを食べた（20ルピー／34円位）。

サンドイッチはマサラ味のタレにパンを浸してから油で揚げ、

スパイシーでとっても美味しい！

甘いチャイとともに最高の朝ごはん！

ローカルバスの終点はウッタラカシバススタンド。

リシケシに比べて格段に素朴で落ち着く。

私が予約したゲストハウスは、

ここから車で10分位のガンゴリ（gangori）にある。

しかし、いつものリクシャーが見当たらない。

途方に暮れて、宿のオーナーに電話したら、

彼がちょうど近くまで車で来ていて、

運よくバススタンドで拾ってもらった。

あとで知ったが、この街にリクシャーはない。

ウッタラカシのバススタンドからその先の街へは、

タクシー（白い乗合ジープ）やバスで行ける。

ちなみにウッタラカシからガンゴリまでは10分位で10ルピー。

ウッタラカシの魅力とは、

綺麗なガンジス川やトレッキング、

そしてシヴァナンダ やヨガニケタンなどのアシュラム。

どうやらウッタラカシはシーズンオフらしい。

バススタンド付近は賑わっているが、

そこを過ぎるとホテルやレストランの多くが空いてない。

そんな中、ホテルのオーナーは、

ウッタラカシ滞在の意義を私に見出させるが如く、

やたらと温泉やトレッキングを勧めてくる。

「私はとんでもない時期はずれに来てしまったのか！」

と一瞬不安になった。

Booking.comで予約したHill Dew Homestayに着くと、

やはりお客は私だけ。

でもそのおかげで最高の部屋にしてもらえた。

最上階の3階で、

窓からはヒマラヤの山々が見え、

ベッドからなんと朝日も見える。

電気ポットとかシーツをもう一枚とか、

タオルを換えてくれとか、

私の要求に対してきちんと対応してくれる。

綺麗な外の景色を見ていると、

それだけでここに来て良かったと思う。

のんびりとここで6日間過ごそうと思う。